買ってよかった!MacBook Pro 2019 13インチ レビュー

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新生活に向けて、Macが欲しい!
予算に限りはあるけど、長く使いたい・・・。
コスパの良いモデルはどれなの?

2020年2月現在、コスパで選べばMacBook Pro 13インチの下位モデル一択!
スペック云々ではなく、使用感を中心に約1ヶ月使用したレビュー記事をお届けします!

ざき
ざき

見た目・感触・重さ

レビュー記事でありがちなのは「カッコイイ」というインプレ。
僕のオーダーしたのは「スペースグレーで一層締まってかっこいい」と思いながら、手にとったら「冷たっ」とビックリ!(Appleから荷物を受け取ったのは、1月の夜の事でした)

一般的なプラスチックや元SONYのVAIOでカーボン製というノートパソコンは何台か所有したこともありましたが、金属(アルミ)製ボディのノートパソコンというものは初めて。
Appleがアルミを使用する理由は「リサイクルしやすい」という事が大きな理由と考えれますが、熱伝導率が鉄の約3倍と言われるアルミの放熱性は機能面でも一役買っていると思われます。

初めて手にしたときは見た目のコンパクトさとは裏腹に「ズシッ」とした重さ。ギュッと凝縮されている塊感みたいなものを感じました。

今までバックパックで持ち運んでいたサブノートPCは11.6インチで0.98kg。MacBook Proは1.37kg。重量差は40%増の390g増加。Apple製品で例えればiPhone 11が2個分の重量差。バックパックを背負うと確かに重く感じますが3日ですぐに慣れました。
手触りは非常にサラッとしているので、バックパックに入れる時にヒヤッとしたことも何度か・・・。

ディスプレイ

コチラもレビューでありがちなのはRetinaディスプレイ綺麗!
ですが、僕が21.5インチのiMacから買い替えで危惧していたのは解像度(表示領域)です。

表示そのものは21.5インチから13.3インチと小さくなりましたが、MacBook Proには疑似解像度の設定があり、「スペースを拡大」を選べば縦も横もそれほど狭くなった感じはありません。

盲点だったのは、アスペクト比。
iMac 16:9に対して、MacBook Pro 16:10。
iMacではYouTubeや映画を見るときに全画面表示されますが、MacBook Proでは上下に黒帯が出てしまうのが残念。ただし、動画編集する人などは逆にメリットと言えるかも知れません。

気になったのはディスプレイ開閉角度。実測138度!

英語圏ではラップトップと呼ばれていますが、実際に膝上で作業してみると・・・。

Retinaディスプレイは色鮮やか。安物PCのように視野角が狭く色味が変わるなんてことはありませんが、もう少し開いてくれると膝上での作業が楽になると思います。

サウンド

MacBook Pro 16インチのサウンドはメディアのレビュー記事などをみても大絶賛。以前使用していたiMacも外付けスピーカーを必要性を感じないほどにいい音を奏でていてくれていましたが、MacBook Pro 13インチのスピーカーに過度な期待は禁物です。

音質レビューを文章化するのは非常に難しいのですが・・・。
低音が出ていないのは紛れもない事実。かと言って高音シャカシャカしすぎなわけでも無いけれども、妙なステレオ感みたい感じはある。

どこかで聞き覚えのある感じがあると思ったら、iPhone XS Maxと似てる!?
2台をよ〜く聴き比べてみると、MacBook Proの方が全体的に音に厚みがある感じでiPhoneよりはマシ。
やはり音響製品はある程度、筐体の大きさに左右される部分はあるのかも。

以前はiMacでamazon musicを聴きながら作業していましたが、現在はMacBook Pro+amazon Echoで音楽を流すスタイルに変化しました。
実は、amazon music UNLIMITED Echoプランを契約しており、パソコンやスマホで聴くよりも圧倒的に曲数が多くて満足度は高いです。

トラックパッド

Macの代名詞とも言えるトラックパッド。
以前iMacを使用していた時からMagic Trackpad派だったので、マウスが必要と感じた事はありません。
ただし、デフォルトでは使いづらい面もあるので設定は必須です!

設定については、コチラの記事にまとめてあります。

Touch Bar

酷評されることの多いTouch Barですが、僕はTouch Barを使ってみたかったから、MacBook AirではなくMacBook Proを選んだ口です。
昔ながらのエンジニアの方々は「esc」キーが必須なのかも知れませんが、escキーを使いたい時に「表示されない」「押しても反応しない」という事はこの1ヶ月ではありません。

Touch Barで予想外に便利だったのはスクリーンショット!
Macのスクリーンショットは実は細かなテクニックがあり、
・command+shift+3 全画面
・command+shift+4 画面の一部
・command+shift+4+space ウインドウまたはメニュー
とキーボードショートカットが異なります。

でも、Touch Barならcommand+shift+4を押すと・・・

これなら全てのキーボードショートカットを覚えなくても、3種類の使い分けと保存先の変更までもが可能です!
アプリの対応状況によって印象は大きく変わると思いますが、Appleがデスクトップ用にTouch Bar付きのキーボードを製品化しないと、サードパーティーのアプリ対応がこれ以上進むとは考え難いですね。

お手入れ

美しいMacは美しい状態で使い続けたい。と多くの人が思うところだとは思います。でも上のTouch Barの写真を見てもらうと、キーボードに手の脂が!?
拭けばいいじゃん!
って思いますが、最近のT2チップが搭載されたMacBookは何と電源OFFでもキーボードが押されると電源が入ってしまうんです!

そこで、KeyboardCleanToolがオススメです!

そのまんまな名前ですが、かの有名なBetterTouchToolを開発したfolivora.AIの製品。これインストールしないとキーボード拭けないです。