iPhoneのパスコード入力が面倒なヤツは【Apple Watch】を買え!

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多くの個人情報やSuicaなどの決済情報を含むiPhone。
iPhone Xの登場から3年以上が経過し、Face ID(顔認証)を便利に利用していた人も多いかと思います。
しかし今はマスクをしていることによって、顔認証が通らない😔→パスコード入力もしくはマスクをずらすという一手間が多くのユーザーを悩ませています。
Touch ID(指紋認証)復活を望む声も多くありますが、ここに来てAppleは新たなアプローチを提案して来ました。


iOS 14.5とwatchOS 7.4の組み合わせで・・・

2月2日に上記OSの開発者向けベータ版がリリースされ、今回の新機能が追加されている。
動作条件はロック解除したApple Watchを身につけた状態でiPhoneのロックを解除するだけ。(事前に設定は必要)

1:30位からが分かりやすい。

もちろんベータ版のため正式リリース時に無くなる可能性がないとは言えません。しかし、AppleはiOS 13.5で「マスク着用時、上にフリックするとすぐにパスコード入力画面になる」という変更をやってのけたという前例があるだけに、これは期待できるアップデートです!

Macには以前から同様の機能があった

この機能の歴史は意外と古く、macOS SierraとwatchOS 3の組み合わせなので2016年ごろからあったと思われます。
MacBookならTouch IDもありますが、Touch IDに触れるまでもなく画面を開けてすぐにロック解除されるのでほんとに便利。
愛聴しているPodcast「rebuild」でも、basukeさんという方が「MacでやっているんだからiPhoneでやらない意味がわからない」とこの機能の実装を早くから求めていました。

セキュリティは大丈夫!?

Appleはプライバシーを重んじる企業。セキュリティにも手は抜いていないはず!
てっきり「U1チップ」を用いてiPhoneとApple Watchの場所を把握?iPhone 11以降とApple Watch series 6の組み合わせでのみ使える機能?なんて思っていろんな記事を読み漁りましたが、そんなことも無さそう。
特に新しい技術は使ってなく、Face ID搭載のiPhoneとwatchOS 7対応のseries 3以降であれば使える可能性が高いと思われます。
iPhoneがロック解除されるとApple Watchにはコンコンと振動で通知。近くでパートナーや子供がロック解除をしてもすぐに気づきます。Apple Payをはじめとした決済には使えないという事で、さすがApple様!

iPhone 13では画面内でのTouch ID復活が予想されていますが、このアップデートで当たり前だった便利な生活が帰ってくることを期待したいです。

watchOS 7.4リリース(2021/4/30追記)

4月27日にwatchOS 7.4とiOS 14.5がリリース!
待ちに待ったApple WatchでのiPhoneロック解除が可能となるはずでしたが、初期状態では利用できずに設定変更が必要です。

やり方は簡単。
①iPhoneの設定からFace IDとパスコードをタップ
②Apple Watchでロックを解除のトグルをオン
Apple Watchユーザーはこれだけで、マスク着用中のiPhoneロック解除が劇的にラクになりますよ!